SharePointがDX社内ポータルサイトを変える。 〜あなたの会社の「働く」を、もっと自由に、もっと強く。〜

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2025年10月15日に予定されているWindows 10のサポート終了を受け、セキュリティ強化や業務効率の向上のため、Microsoft 365(※1)の導入を検討する企業が増加しています。 実は、このMicrosoft 365に標準搭載されているSharePoint(シェアポイント)を活用するだけで、DX推進(※2)のカギとなる「社内ポータルサイト(イントラサイト)」を簡単に構築できることをご存知でしょうか。 この記事では、SharePointを活用した社内ポータルサイトの導入方法について解説をします。あなたの社内業務に革命をもたらし、ビジネスを加速させるヒントがここにあります。

※1 マイクロソフト社が提供するクラウドベースのサブスクリプションサービス。
※2デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略で、データやデジタル技術を活用し、ビジネスや組織、企業文化そのものを変革していくことを進めること。

|目次




1.|情報共有でこんなお悩みはありませんか?


2.|社内ポータルサイトとは?


3.|SharePointで社内ポータルサイトを作る


 |汎用CMS・スクラッチ開発との比較


 |SaaS型グループウェアとの比較


4.|導入後も安心!SharePointによる運用メリット


5.|当社が提供するSharePoint構築支援サービスについて


6.|サービス提供の流れ






1. 情報共有でこんなお悩みはありませんか?



  • 「必要な情報や資料データが見つからない」

  • 「社内システムがバラバラで使いにくい」

  • 「部署間のデータ連携がスムーズにいかない」

  • 「社内での情報共有に時間がかかる」

  • 「テレワーク環境でのコミュニケーションに課題がある」


上記は社内業務にとって一時的な不便ではなく、組織全体の生産性を停滞させる根本的な原因となり得ます。これらは、従来のメールやファイル共有だけでは解決が難しい、「情報共有の構造的な問題」です。もし1つでも当てはまるなら、貴社の情報共有は次のステップへ進む時期かもしれません。その答えが、社内ポータルサイト(イントラサイト)の導入になります。


2. 社内ポータルサイトとは?

社内ポータルサイトとは、DX推進における会社全体のあらゆるデジタル情報やツールを集約した「社内専用のWebサイト」で、主に散在した情報の統合と業務プロセスをデジタル化する言わばDXを牽引する「情報のハブ」です。これは単なるIT化にとどまらず、従業員が日々の業務をスムーズに進めるための「生産性向上の中心地」として機能します。また社内ポータルサイトの価値は、テクノロジーだけにとどまりません。社員のエンゲージメント(※3)を高め、企業文化を育む強力なツールでもあります。

【導入効果:業務】


  • 情報の統合と一元管理

部門ごとに散らばっていた情報やシステムを一つのポータルに集約。「あの情報どこだっけ?」という無駄な時間をなくし、社員は本来の業務に集中できます。

  • 業務プロセスの効率化

勤怠管理や各種申請・承認といった日常業務をポータル上で完結。ワークフローの自動化を通じて、業務プロセス全体のスピードと正確性を向上させます。

  • 新しい働き方の基盤

リモートワークやハイブリッドワークを支える不可欠なプラットフォームです。どこにいても必要なツールや情報に安全にアクセスできる環境を提供し、柔軟な働き方をサポートします。

【導入効果:社員スタッフ】


  • 企業理念とビジョンの浸透

経営陣からのメッセージを発信することで、社員一人ひとりが「何のために働いているか」を理解し、会社の方向性に共感できるようになります。

  • 双方向のコミュニケーション

社員が自由に意見やアイデアを共有できる「場」を提供。社内ブログやSNS機能などを通じて、部署や役職の壁を越えた活発な交流が生まれ、組織の一体感を育てます

  • 社員の「誇り」を育む

プロジェクトの成功事例や社員の貢献をポータル上で共有し、称賛することで、社員は自社の活動に誇りを感じ、モチベーション向上やエンゲージメントを高めることにつながり、結果として企業の成長と価値向上に貢献します。

※3 企業と従業員との間の結びつきの強さを示す言葉で、企業のビジョンや目標に共感し、自発的に貢献したいという意欲を持っている心理状態のこと。


3. SharePointで社内ポータルサイトを作る


社内ポータルサイトの導入方法は、大きく分けて汎用CMS(※4)、スクラッチ開発(※5)、SaaS型グループウェア(※6)による開発などがありますが、すでにMicrosoft 365を利用している企業、または導入検討中の企業には、Microsoft 365の『SharePoint』による活用が最適です。SharePointは、業内の情報共有、コミュニケーション、業務効率化を強力にサポートするプラットフォーム(※7)で、上記導入方法とは異なるメリットが魅力です。

※4 CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の略で、HTMLやCSSなどの専門知識が無くても簡単にWEB情報の管理、更新ができるシステムのこと。企業サイトやブログ、オウンドメディアなど幅広い用途で構築が可能。
※5 システムやソフトウェアを、既存のパッケージ製品やテンプレート、フレームワークなどをほとんど使わずに、ゼロから完全にオーダーメイドで開発する手法。
※6 SaaS(Software as a Service)クラウド上で提供されるグループウェアのこと。サーバ構築やソフトウェアをインストールすることが不要で初期投資が大幅に抑えることが可能。インターネットに接続できればどこからでも利用ができる。
※7 ソフトウェアやアプリケーションが動作するための基盤となる環境のこと


【活用がもたらす4つのメリット】


  • 導入コストの削減

一般的なシステム開発では、設計や開発に多大な費用がかかりますが、SharePointは構築に必要な機能が標準で備わっているため、初期投資を抑えながらDXを推進できます。

  • 既存ツールとのシームレスな連携

Teams、Outlook、Wordといった日常的に使用するツールとスムーズに連携することで、コミュニケーションやファイル共有が円滑になり、業務効率が向上します。

  • 最高水準のセキュリティとガバナンス

クラウドサービスとして高いセキュリティと安定性を備えており、厳格なアクセス権限設定や監査機能を活用することで、安心して利用できる環境を提供します。

  • 簡単な運用と管理

専門知識がなくても直感的な操作でコンテンツの作成や更新ができるため、運用負担が少なく、内製化しやすいのが特徴です。



▼汎用CMS・スクラッチ開発との比較


 項目  SharePoint  汎用CMS  スクラッチ開発
 開発期間  速い
(豊富な標準機能でスピーディーに構築)
 普通
(社内向けは追加開発が必要)
 × 遅い
(ゼロから設計・開発で長期化)
 開発費  抑えられる
(Microsoft 365ライセンスに含まれることも多い)
 変動大
(カスタマイズ次第で費用増)
  × 高額
(全てオーダーメイド)
 拡張性  無限大
(Microsoft 365とシームレス連携)
 限定的
(社内での利用連携は開発が必要)
 自由
(全て都度開発が必要)
 運用性  負担が少ない
(Microsoftのインフラと自動更新)
   手間あり
(サーバ管理やセキュリティは自社依存)
 × 負担大
(自社・ベンダーで全て運用・保守)
 セキュリティ  最高水準
(世界最高峰のMicrosoft基盤)
   自社依存
(対策が必須)
 経験次第
(セキュリティ対策は自前で)
 機能性  豊富に標準搭載
(社内業務に必要な機能が最初から使える)
  要追加
(プラグインや開発が必須)
 × ゼロから
(必要な機能を全て開発)
 AI連携  スムーズ
(Microsoft Copilotなど、最新AI機能との連携が容易)
 要開発
(API開発やサービス連携が必要)
 × 要開発
(ゼロからの開発が必要)
 強み Microsoft製品との相性抜群 比較的低コストでサイト構築 完全なオーダーメイド
こんな企業におすすめ Microsoft 365利用者、情報ガバナンス重視、拡張性を求める企業 小規模サイト、情報公開がメインの企業 完全に独自のシステムが必要、予算・時間に余裕がある企業


▼SaaS型グループウェアとの比較 特定のSaaS型グループウェアも手軽ですが、SharePointは以下の点で優位です。


【SaaS型との違い


  • 圧倒的なカスタマイズ性

貴社の組織構造や業務フローに合わせた柔軟な構築が可能です。

  • Microsoft 365で利用できるアプリケーション群とのシームレスな連携

既存のMicrosoft 365環境で、ファイル共有、共同編集、コミュニケーションがスムーズに完結します。

  • 強固なデータガバナンスとセキュリティ

社内情報を一元管理し、Microsoftの世界最高水準のセキュリティで情報漏洩リスクを低減します。


4. 導入後も安心!SharePointによる運用メリット



せっかく社内ポータルサイトを構築しても、更新や管理に手間がかかっては意味がありません。SharePointは、専門知識がなくてもノーコード/ローコード(※8)で社内運用できるよう設計されています。

【メリット】


  • 運用コストを削減

誰でも簡単に更新できるため、外部業者に依頼するコストを削減し、スピーディーな情報発信を実現します。

  • 内製化によるノウハウ蓄積

運用を社内で進めることで担当者のスキルが向上し、企業の成長や組織の変化に合わせてデジタル環境を柔軟に改善・拡張していくことが可能になります。

※7 HTMLやCSSなどの専門知識が無くても簡単にWEB情報の管理、更新ができる手法のこと。ローコードについては最小限のプログラミングコードで更新が可能。


5. 当社が提供するSharePoint構築支援サービスについて



私たちは、「SharePointを使いこなせていない」「ポータルサイトを作りたいけど何から始めれば良いかわからない」といった企業の悩みに寄り添い、最適なSharePoint活用をご提案します。

▼スムーズな導入を支援する「SharePointサイト構築サービス」


創業より約30年間で培ってきたウェブサイト制作の専門知識と豊富な実績を活かし、「使える」サイトの開発・構築を支援します。

【主な項目】


  • ユーザー目線のデザインとUI/UX設計

  • 情報が見つかる効率的な情報設計

  • Webパーツを活用した機能実装

  • アクセス権限設計、セキュリティ設定支援


▼活用を促進し、長期的な成長を支援する「運用サポートサービス」


サイト構築後の「使いこなし」まで見据え、長期的なパートナーとして貴社をサポートします。

【主な項目】


  • 利用促進のための運用アドバイス

  • 既存SharePointサイトの改善、リニューアル

  • JSONやSPFxによる独自のWebパーツ開発

  • 導入後の運用・保守サポート



6. サービス提供の流れ



1.  お問い合わせ・ヒアリング
|お客様の現状の課題やご要望を詳細にお伺いします。

2. 企画・ご提案
|ヒアリング内容に基づき、最適なSharePoint活用プランをご提案します。

3. 設計・開発
|ご提案内容にご納得いただけましたら、システムの設計・開発を行います。

4. テスト・導入
|構築したシステムのテストを行い、本番環境への導入をサポートします。

5. 運用・保守サポート |導入後の運用サポート、メンテナンス、機能追加など、継続的にサポートします。


7. 導入イメージ


下記デザインは一例です。お客様のご要望に合わせた活用方法で作成していきます。

TOPデザインイメージ A案

SharePointのモダンUIを活かし、カードデザインで情報を整理。主要コンテンツを視覚的に分かりやすく、最新情報への導線も明確で、スタイリッシュかつ実用的なデザイン。


TOPデザインイメージ B案

ウェブメディアのように、トップの大きなイメージで視線を引きつけ、記事への興味を喚起。コンテンツを魅力的に見せ、社内の情報発信とエンゲージメントを高めるデザイン。


貴社のビジネスを加速させる、最適な社内ポータルサイトを開発・構築しませんか?無料相談、御見積りも承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。  

 

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  • WEBサイト・広告ツール・映像制作をご検討中の方

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